無料ブログはココログ

« 2011年2月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年3月

2011年3月22日 (火)

まずは「すいとん」を作りましょう。


これがまぁ!
美味しくてびっくりですよ。


すいとんの作り方(ぽろぽろ)

材料 2人分
地粉(なければ他の小麦粉)・・・1カップ
水・・・1/4カップ


作り方
1、ボウルに粉を入れて手でよくかき混ぜてダマをとる。

2、水を少しづつ、5〜6回に分けて入れ、そのつど手でかき混ぜ、
  ぽろぽろの状態にする。


なんと、これで生地が完成です!

しばらく置いてから使うとおいしいので、

この生地を先に作って、寝かせている間に、

何か汁物をつくって放りこむと良いです。

透明感が出て、浮き上がってきたらOK。

つぶつぶっともちもちっとしておいしいです。

とろみもついて食べ応えがありますし、

冷めにくく、あったまります。

これはスープに入れると特においしいです。

人参のはしっことか、冷蔵庫でしわしわになったキャベツとか、

玉ねぎが1こだけとか、なんでもいいので、野菜を用意し、

くず野菜もなければ、きりぼし大根や、かんぴょうなど、

乾物をさっともどして使えばOK。

とにかく細かく切って、じっくりとしつこく炒め、

塩と昆布と水を注いでスープを作ります。

しょうゆとごま油、こしょうを足せば中華風。

ローリエの一枚も放りこんで、塩、こしょうならコンソメ味。

トマト缶とオリーブオイルを入れたトマトスープなんかに

この「ぽろぽろ」を入れれば、ミネストローネのようになります。

乾燥の豆類なんかも入れるとさらにおいしい。

水もどしなし、10分くらいで火が通る豆が色々出てますね。


何かのテレビ番組で、よゐこが無人島生活をしていて、

ご飯の代わりに、手で小麦粉を一粒づつ丸めているのを見て、

ぽろぽろにすれば一瞬で出来るのに〜〜涙

と、電話したい気持ちでした。(どこに?)


さて、次は、

もっとしっかり形があるものを食べたい!

という人のための、もちもちすいとんです。

これは、冷ご飯が少し残っているけど、

みんなで食べるには足りないなぁ。なんてときに作ります。


すいとんの作り方(もちもち)

材料 2人分
地粉(なければ他の小麦粉)・・・1カップ
水・・・1/2カップ
残りごはん(玄米でも白米でも何でも)・・・お茶碗1ぱい


作り方
1、ボウルに粉と水を入れ、なめらかになるまで手でよくかき混ぜる。。
2、残りごはんを入れてかき混ぜる。


こちらもこれで生地が完成です。

これはカリカリになってしまった冷ごはんでもOK。

もちもちのお団子に変身します。

味噌汁やうどんつゆにスプーンですくって

ポンポン落として煮ます。


または、熱湯でゆでて「ゆで餅」として食べます。

中まで火が通ると、プクッと浮いてくるのですくい取り、

醤油をかけても、きなこでもおいしい。

フライパンに油を熱し、スプーンで落として両面を焼いても

おいしいです。

ねぎやニラのみじん切りなんか入れると

おいしいお焼きになります。

熱々にお醤油をジューっと、、

あっ、もはや・・すいとんでもないですね。

つづく。

2011年3月21日 (月)

茶会女子のみなさん、そしてこのブログをご覧のみなさんへ。その④

問題です。

パンがどこも売り切れ、お米が足りなくなってきた。
パスタの棚も空っぽ。

さて、どうしますか?


1、何件も捜し回る。

2、次の日はもっと早く並ぼうと決心する。

3、手に入る材料を見つけ、おいしいものを素早く作る。


これ、1の人と2の人は、
次にお目当ての商品があったら
きっと買いこんでしまいますね。

私だってそうかもしれません。
それが心理です。
仕方ないこととも言えます。
自分と家族を守ろうとするのですから。


でも、違うやり方があります。


そしてそれは、
とてもとても楽しい方法です。

非常時でなくても、これからいつでも、
ずっとずっと役に立つ方法です。


さぁ、元気を出して。いきますよ。

もちろん、答えは3です。


私達のやるべきことその④

手に入る材料を見つけ、おいしいものを素早く作る。


スーパーに行っても
お米やパンやカップラーメンの棚は空っぽですが、
まだまだ小麦粉や乾物はおいてあります。

いえ、手に入る人も、ぜひためしてみてください。

そして、ベーキングパウダーか、ドライイーストを一個、
手に入れましょう。

どちらも可能ならば、質の良いものを、
無理ならば、とにかく手に入るものを。

それもなければタンサン(重曹)を手にし、
キリッと帰ってくること。

小麦粉も、今後の私たちの未来を考えたり、
私達のもともと持っている体質を考えると、
おすすめは地粉です。

ですが、手に入らなければ、
薄力粉でも強力粉でもなんでもいいぞ。と
考えましょう。

こんなときに食材にこだわりすぎるのはイキじゃありません。

イキな女子は優先順位を間違えないのです。

今、手に入る材料を上手にいかす。
それこそが料理です。

つづく。

2011年3月15日 (火)

茶会女子のみなさま。そしてこのブログをご覧のみなさまへ③

心配なことがたくさんあります。

遠くの家族や友人を思い、
小さなお子さんをかかえて、

そして、もしかしたら
これから起こってしまうかもしれないことを考えて、
眠れないことも多いと思います。

でも、発電所の事故よりもっと怖いこと。

それは私達が絶望することです。
絶望はすべてを苦しみに変えてしまいます。

でも、私達の「未来」にはまだ傷がついていません。
未来は常に、これからやってくるのですから。

さぁ、元気をだして。
私達には、やるべきことがあるのです。


やるべきことその③
玄米を炊く。

この炊き方は茶会では普段あまりやらない炊き方ですが、
デトックスには最適な炊き方です。

今から、この炊き方が特に必要なことがあるかもしれません。

もうすでに必要な人も。

特に緊急時は少し柔らかめに炊くことが大切です。


玄米の炊き方(圧力鍋・無吸水玄米の場合)

材料
玄米・・・1カップ
水・・・1、5カップ
塩・・・ひとつまみ


白米のときと同様、

このカップは湯のみでもコップでも空き缶でも何でもOK.
水を入れるときに同じものを使って水を計量する。


圧力鍋に直接、米を入れて洗い、水を捨てます。
ザルなどは必要ありません。

お米に水分が少し残ってちょうどよくなります。

玄米は両手でこするようにして
しっかりと洗ってください。
日持ちがよくなります。


つまり、お米3カップなら水4、5カップ、
10カップなら15カップです。

塩は必ずミネラルの多い自然海塩を使い、
1カップにつきひとつまみ入れます。

つまり、3カップなら3つまみ。


これだけは覚えておきましょう。

炊き方

①ふたをせずに圧力鍋を強火にかけ、
真ん中から5円玉くらいの泡がボコボコと出てくるまでグラグラに沸かす。

②火を止めて、塩を入れ、ふたをしっかりとして強火にかける。

③圧力なべのピンが上がったら弱火にし、25分加熱する。

④火を止めて15分蒸らして完成。


そして、圧力鍋がない人は玄米を水につけて、
発芽させて炊くことをおすすめします。

そうすれば普通のご飯のように炊けます。

発芽のさせ方は簡単。
玄米を、空いているタッパーなどの容器に、
水と共に入れて常温におくだけです。

これからの時期ですと、2日くらいで発芽します。

水に細かい泡が立ってきたらすぐに水をすてて、
新しい水を入れるようにすれば、
4〜5日つけっぱなしにしても
玄米が痛むことはありません。

ですから、とにかく、空いている容器に
常に玄米と水を入れておくと安心です。

水はお米が浸かりさえすればいいので
適当な量を。

水を切って、白米と同じように炊きます。

水加減も白米と同じでOK

なぜなら長時間水につけた玄米は、
もう十分に水を吸って、1,3〜1,4倍になっているので
ちょうどよく炊けます。


発芽玄米の炊き方

材料
玄米・・・1カップ
水・・・1カップ

炊き方

①ふたをせずに鍋を強火にかけ、
真ん中から5円玉くらいの泡がボコボコと出てくるまでグラグラに沸かします。

②ふたをして弱火にし、25分加熱。

③火を止めて15分蒸らして完成。


また、小さなおこさんやお年寄りに
玄米を食べさせてあげたい場合は、
おかゆがおすすめです。

玄米がゆを作るには、
長時間加熱し続けるより、
一度冷まし、再加熱したほうがいいのです。

ずっと短い加熱時間で
おいしいお粥を作ることが出来ます。


玄米粥の炊き方

材料・・・玄米1カップ
水・・・10カップ


①玄米をしっかりと洗って水を入れ、
弱火にかける。

②沸騰したら玄米がはじけるまで煮て火を止めて冷ます。

③食べる時に再加熱してあたため、自然塩を入れる。

とろろ昆布をたっぷりのせて、
醤油を少しかけて食べましょう。

つづく。


2011年3月14日 (月)

茶会女子のみなさま。そしてこのブログをご覧のみなさまへ②

さぁ、涙が止まったら次に進みましょう。
私達はやるべきことをやらなければなりません。


やるべきことその②
鍋でごはんを炊く。

ごはんさえ炊いてあればなんとかなります。
きっと元気が出てきます。


いざとなったら強めの塩を振って、
おにぎりにすれば持ち運べます。


梅酢を混ぜて酢めしにしておけば、
2〜3日持ち運んでも傷みません。


まだ鍋でごはんを炊くことに慣れていない人は、
いつ電気が止まっても困らないように
今からくり返し実行しておきましょう。


目分量で、パッパと炊けることが大切です。


そうすれば、あなたに出来ることがまたひとつ増えます。
いざとなれば炊き出しだって出来るはずです。

まずは白米です。
材料
お米・・・1カップ
水・・・1カップ

このカップは湯のみでもコップでも空き缶でも何でもOK.
水を入れるときに同じものを使って水を計量すればいいのです。


鍋に直接、米を入れて洗い、水を捨てます。
ザルなどは必要ありません。


そうするとほんの少し水がお米に残るので、
最初にお米をはかった容器で水を計量すれば
だいたい1.2倍の水が入ったことになり、
ちょうどよい水加減になります。


つまり、お米3カップなら水も3カップ、
10カップなら10カップです。


これだけは覚えておきましょう。

炊き方

①ふたをせずに鍋を強火にかけ、
真ん中から5円玉くらいの泡がボコボコと出てくるまでグラグラに沸かします。

②ふたをして弱火にし、12分加熱。

③火を止めて15分蒸らして完成。

このやり方で炊くと吹きこぼれの心配がないので、
どんな鍋でも(ご飯炊き専用の鍋がなくても)ごはんが炊けます。


ふたがない鍋には、お皿かなんかのせましょう。
いざとなればカセットコンロと空き缶でもごはんは炊けます。


柔らかくなってしまったり、固くなってしまっても、
水を足しておかゆにすればいいのです。


先ほどの味噌汁に入れて煮立てればおじやだってできます。

さて次は玄米です。つづく


茶会女子のみなさま。そしてこのブログをご覧のみなさまへ。その①


本当に大変なことになりました。

色々なことが心配でなりません。

悲しいことがたくさんあります。

でも、涙を流し続けると、

体からミネラルがどんどん失われてしまいます。

さぁ、出来る人だけでも。頑張りましょう。

私達にはやるべきことがあるのです。


やるべき事その①

まず、昆布だしの濃いみそ汁を作りましょう。

これで失われたミネラルを補給します。

ヨードを含む昆布も一緒に無理なく摂取できます。


野菜をなるべく細かく切って、細切り昆布と水、

1リットルに対し5gくらいの多めの海塩。


これを火にかけておくだけ。この間、他のことをやってください。

沸騰したらみそを入れれば緊急時のみそ汁ができます。


野菜が少ししかなくても水と塩をたくさん入れれば

多くの人とわかちあえます。


昆布ももちろんそのまま食べます。


火力は弱火でも強火でもそのとき出来る範囲で。

とにかく沸かせばOK。


緊急時はとにかくミネラル不足になります。

何がなんでも塩だけはミネラルを含んだ本物を使い、

しっかりと効かせてください。

空気と水の次に大切なのは塩です。

これが、あなたや、あなたの大切な人の、

体と心を助けてくれるものです。


さぁ、次は鍋でごはんを炊きましょう。 つづく。


« 2011年2月 | トップページ | 2011年6月 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

ついったー

ウェブページ